ＰＫミリタリア★ＷＷ２マガジン

だいぶ前、２００２年～２００４年の発行ですが、知る人ぞ知る「上野智史」氏のまとめた旧軍資料の３冊が３部づつ入荷しました。



氏は当時某大学の教授をされていたと記憶しますが、さすがに専門職の方のまとめた自費出版の資料で、各アーカイフを回って当時の軍の発注書、仕様書、部隊の試験報告書等の一次資料を発掘し、記録写真、現存の実物と豊富なその写真を元にまとめられた３冊は、既に絶版ですが収集家の方には必携の一冊であると思います。


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「日本軍フェルト製戦闘帽研究序説」　５１Ｐほど￥８．０００
フェルト製だけではなく、制定から各年代の戦闘帽の生地の変遷、あご紐、はと目穴、内貼り等の変更等を細かく記述しています。


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「日本陸軍の雑嚢・背嚢・背負い袋に関する研究序説」４８Ｐほど￥６．９００
これもそうですが、上野氏の著書は軍装界にとっては画期的な本で、各背のうの制式年や背負い袋の制式呼称（九三式）はこれらの著書によって一般的になったといえます。


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「日本陸軍軍靴研究序説」５６Ｐほど　￥４．８００
編上靴、下士官長靴についての書ですが、希少な帆布製の編上靴の存在など新発見ともいえる記述と、その状態の良い実物の現存写真に驚かされます。

各巻共に英文の記述も併記してあり（紹介のページ数は写真を含む日本語の部分です）、研究序説とあるだけにページ数は少ないものの内容は今までにない学術的で、一次資料による真実情報が豊富ななものであり、お奨めできます。

なお、今回特に残りわずかな筆者所蔵の一部を分けていただきましたので、価格はプレミア価格ですみませんが入手困難につきご了承ください。
特に略帽と背のうの巻は３部づつしかありませんので、早い者勝ちで～す