ＰＫミリタリア★ＷＷ２マガジン

ご無沙汰しております
Vショーが終わってからの２週間は、疲労とご依頼のあった映画衣裳の手配・手直しが立て込んでクタクタです
実は今月が誕生日の清水は６７歳という高齢(笑)
既に鬼籍にある父はまっとうな会社員でしたから、同じ年ごろには退職金をもらってリタイヤ後の生活を楽しんでいた年齢です。
もっとも地元では骨董屋の仕事もある清水ですが、骨董屋の先輩方は８０になっても体が動く限りは市場にも出入りされてますから感心ですね～！！
という事で、納期に追われて写真を撮る余裕も無くてほぼ記録がありませんからブログには向かないのですが、映画衣裳の納品が無事終わりホッとしております。

１件は日本軍の座布団襟章、下士官兵が計３７組、こちらは精巧な複製を作る知人の方に依頼しており、写真の素晴らしい出来に仕上がっており納品先にも「アップにも耐えられる！」と大変ご満足いただきました
もう１件は実にナム戦時のOG107上下が５０着、基本的な海兵隊装備２０人分で、納期はほぼ１ヶ月半でしたが、タイミング良く品質の良いリプロをイギリスとチャイナで調達できて、M１ヘルのチンストラップ２０個をナム戦式に付け替え、KA-BARナイフのシースの塗装等一部の手直しをして先週頭に納品完了しました。
併せて旧知の米軍軍装の大家「菊月俊之」氏を監修に紹介できたこともうれしい事でした

普段納期のある仕事なんぞはほぼ無いのんきな商売をしてますから、不測の事態もありえる海外からの荷物の輸入は納期が短いと精神的には大分しんどい部分があります。
以前は信頼性の高い郵送が主だった国際荷物も最近は新進の得体のしれない(私が知らないだけなんだろうな)国際運送会社が間に入っており、荷物の追跡はできるのですがなかなか動かない荷物にイライラしたりと、まあありがたい経験ではありました。

WW2が専門のPKですが長く商品の輸入業務の経験がありますので、ご依頼があればナム戦頃までの設定には各国軍装衣裳・装備の調達対応ができます

大昔、新藤兼人監督の「陸にあがった軍艦」という映画に、赤城兵団さんと共に地雷の資料提供したことがありましたが、その後は特に映画とのお付き合いがありませんで、近年になって某D氏に映画の衣裳関係のお仕事を紹介いただいてからはNHKのドラマに始まって、その後、「ラーゲリから愛をこめて」のロシア軍衣装、「ゴールデンカムイ」の一部装備品など大作にも関われて良い思い出が出来、金カム関連なぞは普段はミリタリー無関心の家族にも喜んでもらえました
ただ昨今は細かいミス連発で自分の老化がいささか心配な清水ではありますが、引き続き続けていくつもりでございますので、皆様には変わらぬお付き合いをお願い申し上げます